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理念と方針

呈峰會館とは

「呈峰會館」會館名の意味

呈峰會館

   当會館は、皆で仲良くなり、怪我をせず健康になる所であって、単に豪気を身に着ける所ではありません。

稽古の目的は「護身術」の修得、並びに「健康」と「躾」です。試合に出場する事ではありません。


 ・護身術  【日頃の実技稽古】
  無法な危機から、安全に生還することを目標とした実技稽古です。

 ・健 康  【日頃の実技稽古】
  怪我をする事なく、運動量を増やして生活習慣病等の予防を行い、心身の健康を維持・管理出来る事を目指します。

 ・躾(しつけ)【稽古始めの訓話】
  自分を中心ではなく、置かれた環境でのルールを守る事の大切さを学びます。

 護身術とは実技稽古だけでなく、健康やしつけも含んでいます。それらを実践できる人が増えれば、誰もが安全で健康
 的な生活が送れるようになります。呈峰會館は、これら統一した指導体系を持った団体です。

呈峰會館道訓

クリックすると拡大できます。

道訓1
道訓2

武道とは

「武道」は「人間形成」が目的です。(「公益財団法人日本武道館」の「武道の定義」に記されています。)
人又は人以外の何かと戦う為の道具ではありません。


 武道家 ⇒ 強くなればなるほどに戦いを避け、皆との和を大切に考える人を言います。

 格闘家 ⇒ ただ戦いに勝つという事だけを考える人を言います。

戦うことや試合を目的にすると

   1)その運動が上達することよりも、勝敗の為のポイントを取る事が重要となり、稽古も偏った内容となります。
   2)試合に出られる年齢には限りがあるため、生涯にわたって続けることは難しくなります。
   3)年齢・性別を分け、稽古内容も区別した稽古しか出来ません。親子で同じ内容の稽古は不可能です。
   4)試合結果を優先するあまり、怪我をしたりさせたりする危険性が増します。怪我をするという事は、稽古を休む
     事になり、上達するにはより多くの時間を必要とします。

   上記を踏まえ、当會館では試合への出場は本人の希望する場合のみで良いものと考えます。

會館心得

万民技操(1985年4月より使用)

 年齢・性別に関係なく、武技を覚えて上手に操れるようになる事を表します。試合によって優劣を争う事ではなく、
 「根性」や「気合」と言った精神論でもありません。
 曖昧な武技の指導では、固有の身体能力に頼るだけとなるからです。大切なのは万人が納得出来る指導と考えます。

英雄一辺

 英雄とは、大きな仕事をした人のことを言うのではありません。一辺とは、一つの形(組織)を作り上げる構成要素
 を示します。
 自己の持ちうる能力を十分に発揮し、職務に誠意を持って当たり続けられる人を英雄と言います。自分を必要として
 もらえる場所(一辺)を見つける事により、心身ともに活力が増し、充実した人生が送れるようになります。

呈峰會館で修得できるもの

空手道という「突き」・「蹴り」の方法

空手道とは、「突き」と「蹴り」という打撃技に特化した武道で、武器法や相手を投げる技法はありません。

組討道という「制圧」・「確保」の方法

空手道の突き蹴りに「投げ技」と「武器法」を組み込み、「制圧」・「確保」を目的とした他に例の無い当事者双方が理解出来る絶対的終息を目標とした護身術です。

「組討道」の名称は「登録商標登録 第5272861号」により、使用する場合は当會館の許可が必要となります。
詳細は「組討道とは?」をご覧下さい。

呈峰會館の特徴(使用する場合は會館の許可が必要です。)

  • オリジナルカリキュラム
    一般的には、沢山ある「形」を順番に覚えて行くという、戦い方の種類と数を覚える稽古内容です。
    呈峰會館では、個々の武技を段階的に使えるようになるオリジナルカリキュラムを製作し、指導する内容となっています。
  • 「零距離戦術」及び「ゼロ距離戦闘術」(当會館発信の言葉です)
    歴史的に「近接の間合い」という表現はありますが、距離を明確にした戦闘法は他に無く、当會館独自の戦術です。
  • 親子で一緒にできる(基礎体力の向上)
    年齢や性別に関係なく、3歳以上の誰もが、同じ時間に、同じ場所で、同じ内容の稽古をする、呈峰會館発祥の稽古体系であり、競技(試合)を目的としたら、絶対に出来ない稽古体系です。
    この稽古体系の良い所は、人間関係(親子間または他の生徒)の構築や、コミュニケーション能力の向上に大きく役立ちます。

※当會館以外でも上記3項目に似たような言葉が使われていますが、当會館の技術体系をぜひ実感してください。

起源

「空手道」

無数の流派が存在し、世界中で知られ、親しまれる空手ですが、現在の「空手」のイメージが誕生、定着したのは最近のことです。
沖縄より1922年(大正11年)に、船越義珍によって「手(ティー)」は「唐手(からて)」として本土へ紹介されました。「武器法や投げ技やつかみ技」は伝授されず、突き蹴りに特化した内容です。
1929年(昭和4年)には、本土にて「唐手」から「空手」へと名称(文字)の変更が行われ、そこに他の武道と同じように「道」をつけ、「空手道」となりました。実質的に空手道は日本本土で生まれ独自の道を歩き始めたわけです。
1936年(昭和11年)沖縄も本土の名称変更に追従し、「手」及び「唐手」は「空手」と言うようになり、空手道となりました。

「組討道(くみうちどう)」

「組討道」は、突きや蹴りを基本とし、「制圧」・「確保」という絶対的終息(他に例の無い)を最終目的とした新たな武道です。「組討道」は「呈峰會館」に占有権があります。
「日本書紀」や「古事記」の記述からも、「組討」という闘技方法が古代にもあった事が伺えます。「組討」の鍛錬方法として古代から角力(すもう)又は古代相撲が行われており、角力では突きや蹴りなどの闘法も含まれていたことが伺われます。 「すもう」と表現すると現在の相撲と混同しがちですが全く異なるものです。
「組討」という討ち取る技術を持ちながら、それを使わず、その場を安全に離脱する時間を作る護身術です。

健康

創始者の言葉

私の母が脳溢血で倒れた時の事ですので。病院で母の手を握りながら「母さん幸せな人生だったよね」と話した事があります。母は84歳の誕生日の少し前に倒れたのですが、その年まで大きな病気も無く、薬も飲まず、食事制限も無く、内臓・血管はとても健康な状態でした。毎日朝早くから夜日が落ちてしまうまで田畑で野良仕事をしており、 楽しみといえば畑で隣の人と話をして笑っている事ぐらいでした。

毎日朝から夜まで仕事をし、沢山汗をかき、沢山水を飲み、笑ってすごす事を楽しむ人生でいました。

50歳も過ぎるとお医者さんからの指示で色んな薬を飲んでみたり、食事制限が必要になったりする方が多いと思います。健康は今が一番健康であり、それを維持する事が大切と思って頂きたい。ゲームのように何かしらアイテムを拾うと力が付いたり、うまく行かなければやり直したりはありません。単にサプリメントのように栄養のあるものを食べるだけでは、 体が必要としていなければ排尿・排便されてしまうだけです。

運動をして頂く事により、薬を飲まなくてすむように、また現在飲んでいる方は飲む量が減るように、 子供の頃のように何でも苦にならずに動けるようになる事が健康になる事だと思います。

お問い合せ先

三河本部・事務局(郵便物の送付はこちらへお願い致します。)

  住 所 :〒444-0203 愛知県岡崎市井内町字西浦48番地2
  電話番号:0564-54-3060   FAX:0564-54-3054
  e-mail :info@teihou.org
  ※上記emailにメール発信時は、全角@を半角@に修正しご利用ください。

総本部

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