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体験談

東海荒尾支部 F・Sさん(43歳)

Q:40歳過ぎてできるのか?(入門41歳、現在43歳)

「空手、そんなもの40過ぎの人間が始めるものではないだろう?死んじゃうよ。」
これが私の第一印象でした。
子供に習わせるのが目的で複数の道場を見学していた家内が、
「呈峰會館に決めたいと思う。一度最終確認をあなたがして欲しい。良ければ一緒に入門しても良いよ。」 と私に話しました。
私は頭記の様に考え、
「子供たちで入門を決めなさい。私はやらない。」と話していました。
興味本位で見学に行った結果、子供より先に私が入門を申し込んでいました。
私たちの世代はタイガーマスク、巨人の星、マジンガーZを観て育ちましたから、根性=強さ、しごき=練習のイメージでした。 呈峰會館での強さの習得はシステムが生み出します。強くなるためにはステップがあり、システムが重要と説明されました。
入門後2年経過して、強くなっています。たぶんこれからも・・・。
2年前の私と、今の私はぜんぜん違います。
さらに2年後の自分を想像し、晩酌の肴にしています。

Q:怪我する?

まあ、「痛い!」程度は。空手素人の私には非常に重要な不安でした。殴りあうわけですから「強い弱い」に関連する怖さを持っている人間にとって、初心の練習開始は非常に怖さを感じるはずです。
しかし、怪我をして練習のステップが停滞することは、上達を著しく阻害すると教えられました。私は体に負傷が多く、運動には自信を持っておりませんでした。 「健康の維持」を期待していましたが、そのために怪我をするのはナンセンスです。心配には及びませんでした。
できない事を無理強いされることはありません。自分で表現すればそれに合わせて稽古をしてくれます。当然、その日の体調もありますので。 強めに叩けば強めに返ってきます。弱めに表現すればそれなりの練習になります。ただ「私の強め」は先輩にとってはたいした力ではないようですが・・・。 練習開始時に自分の「本日の課題、目標、状態」を伝えればそれを考慮した稽古をつけてもらえます。

Q:怖い人たちばっかり?

これは最大の障壁でした。目玉三角の鬼ばかりのイメージでしたね。けど違うんです。優しいんですね、これが。 私は東海支部なんですが、みんな非常に思いやりのある先輩方です。ただ優しい人でもこぶしは固いです。こぶしの固い先輩で怖い人はいません。 大高支部にもお邪魔しますが、ここもそうですね。たぶん呈峰會館の色でしょう。鬼のような人が、小学生なんかとめちゃくちゃ低い精神レベルの遊びをしたりしているのを見るとびっくりします。 強さとのギャップがすごいですね。
また、若い人たちの見方が変わりました。「最近の若い連中は・・・」と言いたい歳に突入してるんですが、入門してこの考えがまったくなくなりました。 壁は私のほうにあったのだと思います。接し方が若干違うだけなんです。「冷めてる」「自分勝手」は妄想でした。この歳で学生の友人(先輩)が増える場所は少ないと思います。 今では若い人たち大好きです。若い先輩方、また色々教えてください。

Q:人間関係上手くやっていますか?

人のつながりは強さの基と教えられました。自分が強くなるためには後輩を早く上手にし、上質の練習を積む環境を早く構築することと教えられました。 実際、そうしてもらっています。先生方、先輩方には、「自分の練習時間を割いて付き合っていただいている。」と感じ、 非常に心苦しい精神状態になったときもありましたが、「感謝の気持ちが表せればそれで良し。」と最近は勝手に開き直っています。
また生物の多様性というのでしょうか?いろんな人がいっぱいいますね。強い/弱い、試合大好き/試合しない人、老若男女、頭脳派/肉体派。もう闇鍋状態です。みんなが良いダシなんでしょうか?

Q:これからの目標は?

まあ、「健康の維持」が目的でしたが、今後は、ちょっとは強さも求めて行きたいと思ってます。
そういう状態にしていただいたと感謝しています。いつか後悔したりして(笑)。
諸先輩方、これからもお願いいたします。
中学生、高校生、大学生のみなさん、今後も色々教えてください。歳よりも経験ですから、どんどん指摘、指導してください。

未就学、小学生のみんなとも楽しんで行きたいですね。「おじさん」と呼ばないでね!
質のよい鍛錬と遊びが同時にできる場所って、良いです。

Q:親子で参加していますね?

はい。息子、娘含め3人です。すいませんがここでは子供の入門について書きません。
子供は自分で書くと言ってますので自身で報告させようと思います。
泣いてる子供も2回程度で、笑って走り回れる場所ですから、楽しんでやってるようです。
息子と娘で楽しみ方が違うようです。

今は息子、娘もライバルです。先の昇級試験で私、息子は不合格、娘が合格でした。

娘に 「次をがんばればいいよ。」

と慰めてもらいました。

これは結構情けない・・・・。

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